ドッグプレイスの考え方

ミネラル大辞典

ミネラルはビタミンと同様にごく微量でからだの機能維持や調節に欠かすことのできない栄養素です。現在では、一般にビタミン・ミネラルの必要性が理解されるようになりました。ビタミンは、動物、植物などの生物中に存在する有機化合物で、私たち動物が生命を維持するために必須の物質です。ビタミンは細胞の1つ1つに存在しています。ミネラルもビタミンと同じように、ひとつでも不足すると体内の正常な活動が行われなくなります。とにかくビタミン同様、どれ一つ絶対に必要な栄養素です。わんちゃんだけでなく人間も同じです。下記の説明及びビタミンの説明書きはすべて、人間用のものですよ。飼い主様もご自分用のご参考に!

必須ミネラル

カルシウム

体内のカルシウムの量は、他のどのミネラルよりも多い。
カルシウムとリンは一緒に働いて健康な骨と歯をつくる。カルシウムとマグネシウムは一緒に働いて心臓、血管の健康を保つ。
体内のカルシウムのほとんど(900~1,350グラム)は、骨と歯のなかに入っている。成人の骨に含まれているカルシウムの20パーセントは毎年、新しく吸収されたものに 置き換えられている(古い骨の細胞がこわされて、新しい細胞がつくられる)。
体内に存在するカルシウムとリンの割合は二対一に保たれていなくて はならない(カルシウム二に対してリン一。血液中は一対一)。
カルシウムを吸収するには、体は十分な量のビタミンDを持っていなくてはならない。成人に対するRDAは800~1,200ミリグラム。
アメリカ人女性の食事で、最も不足しているのが、カルシウムと鉄です。

ペットの体にどう役立つの?

丈夫な骨と歯を維持する。心臓の規則的な鼓動を保つ。不眠症を和らげる。体内の鉄の代謝を助けます。
神経系、とくにインパルスの伝達を助けます。

亜鉛

亜鉛は交通巡査のように、体内の一連の作用が能率的に流れるように、また、酵素のシステムと細胞が維持されるように、指揮、監督する。
タンパク質合成に不可欠。筋肉の収縮性を左右する。インシュリンの形成を助ける。血液の状態の安定と、体の酸-アルカリのバランスの維持に重要。
前立腺の働きを正常化する作用を発揮し、すべての生殖器官の発達に重要な役割をもつ。DNAの合成には亜鉛が必要であることが解っています。

ペットの体にどう役立つの?

体の内部の傷も外傷も、傷の治りを早める。ツメにできた白い斑点をとります。
精神異常の治療を助けます。

鉄分

体内の鉄をヘモグロビンに転換するのに必要。食後15分で血液に入る。アミノ酸のチロジンを、毛髪や皮膚の着色因子として働かせる。
タバコ、避妊薬、車による汚染物質に含まれている。体がビタミンCを使うのに必要不可欠です。

ペットの体にどう役立つの?

鉄の吸収効率をよくすることにより、ペットのエネルギーを高め、維持します。

ヨウ素

体内のヨウ素の3分の2は甲状腺の中に入っている。
甲状腺の代謝をコントロールしており、ヨウ素は甲状腺に影響を与えるので、このミネラルが不足すると、精神反応の鈍化、肥満、エネルギーの欠乏などが起こります。

ペットの体にどう役立つの?

余分な脂肪を燃焼させて減量を助ける。正常な成長を促進する。より多くのエネルギーを与える。精神を敏活にします。
毛髪、爪、皮膚、歯の健康を増進します。

クロム

インシュリンと一緒に糖の代謝を行う。必要としているところにタンパク質を運ぶのを助ける。

ペットの体にどう役立つの?

成長を助ける。高血圧を予防する。糖尿病にならないように作用します。

セレニウム

ビタミンEとセレニウムは共働する。それはそれぞれ単独に働いた時よりも一緒に働いた時の方が大きな力を出す事を意味している。
ビタミンEもセレニウムも抗酸化物質であり、酸化による老化と組織の硬化を予防します。

ペットの体にどう役立つの?

組織の若々しい柔軟性を保つ。ある種の発ガン性物質を無力にいくつかのガンから体を守ります。

コバルト

ビタミンB12の一部を構成するミネラル。赤血球細胞に不可欠。食品から摂取されなくてはならない。

ペットの体にどう役立つの?

貧血を防いでくれる。

モリブデン

炭水化物と脂肪の代謝を助ける。体が使うのに必要な酵素の主要な構成部分。

ペットの体にどう役立つの?

貧血を予防する。全般的な健康の促進。

マンガン

ビオチン、ビタミンB1、Cを体が適切に使うのに必要な酵素に活性を与える助けをする。
正常な骨の構造に必要。甲状腺がその主要ホルモンであるチロシンをつくるのに重要な役割をはたす。

ペットの体にどう役立つの?

疲労をとる助けをする。筋肉の反射を助ける。骨粗鬆症の予防の助けとなる。記憶力を高める。
神経のイライラを和らげる。

マグネシウム

カルシウム、ビタミンC、リン、ナトリウム、カリウムの代謝に必用。神経と筋肉が効果的に機能するのに不可欠。
血液中の糖がエネルギーに転換されるために重要。抗ストレスのミネラルとして知られている。

ペットの体にどう役立つの?

循環系の健康を増進させ、心臓発作を予防する。歯をより健康に保つ。
カルシウムの沈着、腎臓結石、胆石を防ぐ。消化不良を緩和する。カルシウムとの組み合わせで、自然のトランキライザー(精神安定剤)として働く。